2004/03/22(月)
11:09
苦しみのはじまり2 愚者の思いつき 浅はかな思慮
地元から離れて上京し、東京での生活をすること1年半
夢のような、、今思えば本当にかけがえのない日々の中
以前感じていた色々な物事に対するコンプレックス、プレッシャーに関しても
かなり薄くなっていて、大学名に関するこだわりも徐々に意識しないようになっていた。
(ただしゼロには決してならなかったが。)
大学の講義も悪くなく(面白いと思えた)結果自然と真面目に受講する学生になっていた、
学内で将来を見据えて資格試験に挑戦している学生の姿勢にも大いに感銘を受けたし
また反対に自由を謳歌する学生の姿も刺激になった。
色々な経験を経て東京に来て良かった、この学校で良かったと感じてる自分も生まれていた。
そして将来を真剣に考える自分もまた生まれた。
これは高校生活を反面教師にした当時の自分と同じで、大学受験失敗を反面教師にしたいという
自分の思いもあった。
大学名や格についてのコンプレックスは今も感じるときはあるけれど、
どちらかと言えば本質は「自分が設定した目標を達成できなかった」
「設定した目標からかなりかけ離れてしまった」その2点に尽きる。
だからこそ、今度は自分がイイと思った目標をクリアしたいと思った。
それには公務員試験で地元の自治体に入ることが最上の選択肢だと考えたのだった。
当時はかなり難関になっていた試験、これに合格し周囲の目を変えさせたかった。
これについては今も別に間違いだとかは思わない、ただ考えが足りなかっただけだった。
大学2年の初冬に実務教育出版の全科目のテキスト+模試数回分がセットになった教材を
申し込み、大学のテスト前と後に多少目を通し、それから教養の模試をやってみた。
デキは半分以下、専門に関してはさらにひどい。
けれど、これを何度もやれば大丈夫と思うが知能系に関しても、専門系に関しても
テキストは難解に感じて全然頭に入らなかった。
今でも実務教育出版のテキストだけで合格したという合格体験記に載ってる人は
偉人だと思う。