2004/03/19(金) 02:29
学歴

「学歴」
一言で言えば現代社会でのその人を示す表す指標(ものさし)のひとつ。
東大を頂点にピラミッド型のヒエラルキー階層がうんたら、、、
元々の素養が高い人にはその頭の良さを
努力して試験を突破した人にはその努力の量を
文系、理系、偏差値、現役、浪人、留年
受験年度、学部、学科、試験科目、試験方式、
大学院、ゼミ、研究室、、、、

まあ色々な要素はあるにしてもこんな感じではなかろうか、
気にしない人にはどうでもいいことだし
気にする人にはとてつもなく気になるもの
自分は非常にコンプレックスが強く、学歴面に関しても同様であった。
もし仮に日本でも有数の特異な能力、技能を持ってたりだとか、
勉強が人並みでも違う分野では満足な生活を送れていたのならば
ここまで固執しなかったように思う。
端的に言えば、色々な面で人並みでありさえすればここまで屈折はしなかった
ということになる。

小学生の頃、学年が上がっていくに連れて勉強が苦手になりだした。
体型も肥満型へ。それでも陰湿ないじめ等はなかったけれど、クラスの中心では
なかったことは確かだったし、ハンデを負ってる側の人間だった。
小学5年の頃に中学1年の兄が塾へ行くことになった。そのときに自分もと
親が言い出して小学生なりに勉強しなくてはと考えて学習塾へ通うようになった。
飛躍的に成績が伸びる、学校内のテストで良い点数を取れるようになった。
周りの目も多少変わる、家ではほとんど勉強しなかった。塾での授業を受けるだけで
小学校のテストは点数が取れた。増長し勘違いをし始める。

中学生の頃、地元市立中学へと進む。
初めての定期テストを小学校の頃と同じように捉えていたら
思っていたより悪かった。学年順位50位以下になった。
テスト前は嫌々ながら勉強をし、授業にも進んで参加する姿勢を見せた
10位〜20位をうろつく結構勉強できる人になった。
肥満はそのまま、課外活動には参加せずゲームに浸る日々。
自虐的な言動等で周りからの人気がないことを気にしてない用に装う。
微妙なポジションの人で卒業

高校生の頃、地元市立の中堅クラス高校へと進む。
中学とは違い学力レベルが一定以上なら気の合う人が多くて
過ごしやすいと大変な勘違いをしたまま入学し、幻滅。
イヤな事が多く、失敗した事も多く、間違いをした事も多い。
無気力症になったまま3年間を無駄にすごした。
当然のことながら勉強も身が入らず、テスト直前期に悲鳴を上げながら勉強し
平均点はあたりまえのように下回り、素行不良と目される人たちよりも勉強できない
劣等生になってしまっていた。
それでも遊びだとか勉強以外の面で充実していればまだ救いもあったがそれもなく
ひどくつまらない人間、環境のまま3年間を無駄に消費することとなる。

10代という人生の中でも1.2を争う大切な期間をロクに考えもせずに
過ごしたことは一生ついてまわるんだろうと覚悟している。
今街中で見かける10代やドキュンと言われるようなブルーカラーの人達でも
表情が明るい人や楽しそうな雰囲気なのは心底うらやましいと思う。

「公務員」というキーワードで思い出す人々
大学時代のバイト先のDさん♀(21歳)

大学生時代に某飲食店でアルバイトをしたのだが、そのときにシフトが良く
重なっていたせいもあって指導を受けていた人だった。
この人も相性的にダメだったのか、それとも嫌われていたのか、根がそうなのか
知らないけれど、客側から見ても後輩(主に自分)に対する叱り方が尋常じゃないことが多かった。
(実際ある客からも意見されてたし)
ある日大学から借りてきた就職職業本で公務員の仕組みや仕事に関するものを控え室で
読んでいたとき「まだ1年生なのになんでそんな本読んでるの?」とちょっと圧迫的に
問われたことがあった。そのときは「???」だったけれど、後で他の人から
「Dさんは実は婦警さんになりたいらしい」とのこと。
Dさんは高校生の頃からこのバイト先にいて、自分が入った頃は短大2年で卒業を迎えていた
ぐらいだった。その後もDさんはバイトを続けていたのだが、勉強はしてるようには思えなかった。
その後どうなったのか興味もないが、あの迫力と威圧感は婦人警官にふさわしいと思った。

次に進む

トップページに戻る