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2004/04/26(月) 00:06
25歳の新人

選んだ会社は総社員数が200名弱ほどの中小?企業だった。
外食部門、自動車部門、システム部門の3つをやっている少し変わった会社だった。
自分としては本社総務で支援業務みたいなことをするのかと思っていたのだが、
その予想は大きく外れることになった。

入社時期を早めてもらったこともあってまずは自動車部門へ。
そこでは車検、中古車販売、修理、査定、買取等直営店舗やフランチャイズ店舗などを
管理するセクションで、そこの事業部の配送課というところに勤務になった。
店舗間や取引先等へ自動車の部品から車体まですべてを運ぶ部署で
一番ハードだと言われた場所だったのは後から聞いた。
多少なりとも車には知識があると思っていたけれど、そんなものは何の役にも立たないぐらい
想像以上の数の車種が存在していた。
全ての車種、型式を覚えている必要は無かったけれど、ぱっと見で判断し、動く動作がまず要求された。
その後言われた場所へ運搬専用のトラックで運ぶことになった。
ほぼ引きこもりの上、ミッション車は教習所以来、しかもトラック、、、。
最初の1週間は研修だし、自分はこの部署に居続けるわけでもないし、という安穏とした
気持ちでいたのだけれど、2週目からはそれも徐々に通用しなくなってくる。
しかも研修だと思っていたけれど、それは間違いで、どうやらここに配属されたのが
正解だったらしい。目の前が真っ暗になった。

そこの部署は年齢経歴も様々で下は20歳上は40歳だった。
部署内では多少年齢についての考慮もあるけれど、先に入社した人間や
役職のついた人間の命令が絶対で、若い主任が年上の部下を怒鳴りちらしたり、
年下の茶髪の社員が少し後に入った年上の人をアゴで使う光景も珍しくなかった。
自分も大卒ということを何気なく自己紹介の中に入れてしまったことで
反感を買ったらしいということも後からわかった。
入って3日目で辞めたくなった。本当に。指導の先輩職員とは気が合わないし、
仕事の内容も自分がするようなものじゃないと思っていた。
辛かった。
一日が終わるたびにため息と逃げ出したい気持ちで一杯だった。
ひどく孤独で惨めだった。


「最近のこと」
土曜日=親戚の結婚式へと出かけてきた。
自分より2つ年上のいとこだったけどもうかなりの社会人としての貫禄を持っていて
そんないとこに寄り添う奥さんとのツーショットはとても微笑ましいものだった。
披露宴のさなか、おばさんからは「次はあなたの番ね、早くしなさいよ」とせっつかれた、、、。
そういうことはは仕事に慣れてからだよと笑ってごまかしたけれど、
学生時代に持っていた自分への自信といろいろなことを考える余裕はすでに無く、
これから相手を探して云々も今の自分にできるのだろうか?と自問自答してしまった。
正常な恋愛はおろか人付き合いからも遠ざかって久しい自分には結婚という語句は
遠い世界のもののように思えてならない。

日曜日=職場の催事のために休日出勤だった。
晴々とした陽気の中、カップル、親子連れが街を歩いていて、
そうした社会の枠の中に自分が戻ってきていることを、
自分がそうした集合体の中の要素のひとつであることを多少実感できた一日だった。
地域に居て地域の人が動くその場所で働けること
求めていたものには到達できたけれど、その道程は長すぎるものだった。
ただ、自分がこの先もこうした精神状態で居られる保証もなく、
そうした身分で居られる保証も無いことを何故かいつも頭の中で考えてしまうのは何故だろう?

最近、インターネットもパソコンもその他自分が趣味としていることをはじめ
娯楽に関しての興味がかなり薄れてきた。
現状は悪くないのだが、また新しいことを始めたい意欲等も出る瞬間はあるのだけど、
なぜかそれが長続きしない。
精神面がやっと大人になりつつあるのか、それとも病的なものに侵され始めているのか
様子を見ていこうと思う。

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