2004/04/18(日) 02:50
望むこと 望まないこと 幸福と不幸
平凡で特別
普通で特殊
凡庸で異端
多数で少数
人と同じであって、それでいて誰もができない成れないという特別な存在でありたいと願った。
集団に属していながらも時にはその集団とは違う輝きを発する存在。
無いものねだりではあったけれど、その思いは今も続いていてそれが自分を苦しめている。
誰にも負けない何かと、大多数の周りを驚かせることができる何か、
それさえあれば
もしくはその時々の自分を自分で評価できるぐらいの自分になっていたら、、。
10代の少年少女を見る度に、特に外見上から輝いてみえる子は特に
羨望の眼差しをしてしまう。
その子たちだってもしかしたら有名大学へ進んで就職が上手くいかずに
自殺を選択するかもしれないけれど、それでもそこまでに到達するまでの
順調な人生が確約されているのかと思えば、妬みや僻みを持ってしまう自分がいる。
明日の自己の生命の安全や、食料なんかに不安が全くなく、
気にすることと言えば将来設計やら欲しい物品の金額など
取り留めて大したものでもなくクセにこうしてこうやって悩む贅沢な人間であるというのに、
それでも他人がうらやましくて仕方が無い。
「最近のこと」
昼過ぎにに起きて、出さなくてはいけない郵送物いくつか整えて郵便局へ向かったあと
図書館に立ち寄って気になっていた小説をいくつか借りる。
図書館では漫画の単行本が増えており、老いも若きも漫画を読んでる人が多かった。
自宅に帰ったあと、食事を作りゆっくりと食べた後、ネットと読書を交互に行う。
冷暖房なしで、外気を部屋に入れながらくつろぐこの行為が大学生時代によく行っていたことで
久方ぶりに体験できたことだった。
とても簡単でとても安価でそれでいて贅沢だった。
こういうことを何の気兼ねも無しにできるようになるまでに4年もかかったのかと思ったら
自分の今の現状は改めて恵まれているんだと感じずにはいられなかった。