2004/04/16(金) 22:22
人生ゲーム2 最高の人生

生まれる
(知的障害、身体障害、肉体的欠損、欠陥なし)
家庭環境、食料事情、情操教育万全
小学生 先生、友達に恵まれてすくすくと健やかに育つ。
勉強もほどほどにできて、運動部に所属し男女共に人気あり
中学生 勉強できる、肉体関係無しの恋愛経験をする、運動部のほかに趣味ができる
高校生 勉強そこそこにできる 肉体関係有りの恋愛経験をする、運動部を頑張り、
合間に趣味を楽しむ、友情関係も築く
大学生 志望校に合格しゆっくりとした大学生活を送る。
社会活動も少し経験、恋愛もほどよくする。
社会人 希望の職種に就きやりがいのある仕事をする。数年後に結婚。
子供にも恵まれ、夫婦仲も良く安定した生活のまま定年を迎える。
退職してから趣味と地域活動と孫を生きがいにして長く生きたあと
ある日突然息を引き取る。
悩み、大ケガ、大病、事故、犯罪、金銭トラブルには一切関わりのない人生で終わる。
自分が幸せだと常日頃思える人生ならば尚のこと良し。

公務員試験に受かっていたとしても、多分何もというか、それにはそれで変わりの無い
人生だったんだろうなとは思う。
けれども、その状態を脱却できないまま終わりを迎えてしまったのだから
永遠にそのことを感じながら生きていくことにはなるのだと思う。

2001年は自分が卒業した年であり、同じく卒業して働いている人がいるんだと
強く思いながら毎日を過ごしていた。
けれども、秋ごろにはエミュレーターに強くハマり、勉強にあてるべき時間を
エミュレーターに費やしていたことを思い出した。
一応の就職活動も失敗し、後が無いことはもう嫌過ぎる程分かっていたのだけれど、
それとももう人生投げていたのかもしれなかった。
いつ起きても何時間寝てもいい束縛の無い毎日。
将来の不安は感じていても、10分後には何をしようかと考える日常。
小学校、中学校、高校、浪人、大学、自分の意志と能力でここまで進んできたと思っていた。
でも今はこんな状態。
ははは、はっははは。
はぁー
生ける屍
でもリストカットも睡眠薬も煉炭にも興味はいかなかった
気が付けば一日が終わっていたから、
30分で一日が終わる感覚
そして一日が過ぎていくにつれて取り返しのつかない差がどんどんついていくこの感覚
学生時代、周りから一番将来を見据えていたと言われていた自分がなんで、、、。
でももういいや、ネットとゲーム♪
くず化するのは容易い。

普通でありたいと思うと同時に特別でありたいとも思っていた小学生時代の望みが
こんな形で実現してしまうなんて、、皮肉な話だ。

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