2004/04/07(水) 02:33
1年目のこと

大学3年の秋に大学主催の就職活動説明会?みたいなものがあった。
一応は出てみて講師の人が結構為になる話をした。
会社案内の冊子をくれるところにハガキを書いて分厚い関連本が来た。
色々な会社に興味が湧いた。
けれど、そのときは公務員試験しか考えていなかった。
なのに、勉強を途中で放棄した。
大学入試と同じ結果にならないという自信があった。
大学生になって高校生の時に描いた目的のいくつかを達成していたからだった。
総じて高校生の頃の自分とは違う、自己改革に成功して何事もやり遂げられるんだ!という
自信があった。
しかしそれは過信であり、幻想だった。
次の手を考えるべきだった。
再挑戦は出ないパチンコ台にお金をつぎ込む行為に等しかった。
プライドと苦い経験がそれを邪魔した。
破滅へのカウントダウンはゆっくりと確実に迫ってきていた。

「最近のこと」
仕事が始まった。
大半が新卒者の中一人だけ浮いてる気がしてならない。
20ウン人いるうちで既卒は5人。
自分が最高齢だった。
部署はバラバラだが、合同研修会では一同が揃う。
壁を作る人、仕切る人、色々だが、
新卒者や既卒者でもストレートで転職してきた輩の
何の苦節、苦労も知らない順調な人生と、最年少であることが
スタンダードという意識と哀れみにも似た視線には少し辟易し、嫉妬してしまう。
そしてそんな自分に自己嫌悪。
研修はご丁寧にも1ヶ月あり、その後も定期的にあるらしい。
憂鬱な日々がまだまだ続くのだろうか?

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